まだ暑い日が続きますが、2012年も残り3ヶ月ちょっと。
来年の手帳を決めました。
毎年手帳をどうしようかなあと悩むのも楽しみではありますが、歴代手帳を並べたときにサイズが揃っているのって、気持ちがいい。
そろそろ定住したいなあ。
ほぼ日刊イトイ新聞 マガジンハウス 2012-08-27
わたしは昔から母方の祖父母がとても好きで、尊敬しています。両親が共働きで、1歳から3歳まではほとんど祖父母と過ごしたことも影響しているのでしょうか。
その祖父が、毎年同じ形の小さな手帳を使っている姿を見て育ちました。
スーツの胸ポケットに入るぐらいの小さな手帳には、予定とその日の主な出来事がメモされていました。
1年間使うと手垢で少しくすんでいましたが、デスクに何年分も積み上がっている姿は、とても価値のある物に見えました。
今も祖父と話していて「あれは2年くらい前だったかな・・・」と以前の話題になると、その年の手帳を出してきて、「そうだそうだ、5月15日で、雨が降っていたんだね」などと詳しい情報が出てきます。
私も影響を受け、色々と試していますが、なかなか祖父のようにスマートにはいきません。
高2〜大学1年 キャラクターのウィークリー手帳
そもそも毎年手帳を買うようになったのは高校生2年生の頃。
大学1年生まで3年間、miffyやムーミンの週間手帳を使っていました。
月間ページには予定・・・備忘録。テストや模試の予定・友だちとの約束・歯医者さんや美容院の予約など
週間ページには日記・・・毎日3行程度
を書いていました。
大学に入ると、授業が変則的になったり、一日に複数の予定が入ったりと、月間スケジュールの枠の中では予定が収まらなくなってきました。
一人暮らしを始めて自分の自由になる時間が長くなったので、空き時間をはっきり把握してスケジュールを管理したくなったのです。
それから、授業の持ち物や、部活の練習試合の集合場所までの乗り継ぎメモなど、予定のそばに書いておきたい情報も増えてきました。
そこで、週間バーチカルのついている手帳に乗り換えました。
このORANGE AIRLINESというシリーズが気に入り、4年続けて使いました。
月間スケジュールのあとがウィークリーになっていて、左ページには週間バーチカル(時間軸)、右ページにドットのついた大きなメモページがあります。
曜日によって全くリズムの違う時間割、週5で部活・ときには朝練習と夕練習、合間に居酒屋でアルバイト、教習所も・・・と、規則正しくない大学生活を送っていたわたしにとって、週間バーチカルは空き時間が視覚的にぱっとわかる、強い味方でした。
ORANGE AIRLINESは、つるつるとした気持ちのよい紙質、シンプルな印字、毎年10種類近く出るかわいい表紙デザインなど、毎日気分よく使えて、飽きがこなかったので、ずっと使い続ける気でいました。
社会人1年目(途中から)
しかし、社会人1年目、生活の変化とともに自分には使い勝手が悪くなってきました。
わたしは小学校で養護教諭(保健室の先生)をしています。
授業はなく、基本的に学校に1人の専門職のため、日中はある程度自分で予定の管理ができます。
逆に、どの学年にも所属していないので、全学年の行事に合わせてお手伝いをしたり、事務さん・教頭先生が同時に出張でいらっしゃらないときには電話番のために職員室に移動したりと、学校内の予定をよく見て行動する必要があります。
この「学校内の予定」というのが、5分刻みでけっこう細かい。
・細かな予定が一日にいくつもある
・自分の予定も、自分以外の校内の予定も記入したい
・毎日知らないことばかりで、メモしておきたいことがたくさんある
という変化から、もっと記入欄が大きな手帳を使いたくなりました。
photo credit: whitefield_d via photo pin cc
そこで5月から切り替えてほぼ日カズンSpring(2010)を使い始めました。
つづきはまた。
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